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令和3年度資源循環技術・システム表彰「レアメタルリサイクル賞」を受賞

お知らせ
2021.12.15

当社は「ガラス研削スラッジからのタンタル再利用技術の開発」の取組により、「令和3年度 資源循環技術・システム表彰」(主催:(一社)産業環境管理協会、後援:経済産業省)の「レアメタルリサイクル賞」を受賞しました。

1.受賞件名

レアメタルリサイクル賞
「ガラス研削スラッジからのタンタル再利用技術の開発」

2.受賞概要

当社は、光学ガラス製造において発生するスラッジから、レアメタル原料である酸化タンタルのリサイクル技術を開発しました。

光学ガラスの検査工程で、ガラス外周部の不均質部分はベルト研削機で研削され、発生したスラッジは産業廃棄物として廃棄されていました。熔解頻度の高い硝種の中には、酸化タンタルを比較的多く含むものがあり、酸化タンタルの再利用が課題となっていました。研削スラッジを熔解すると強い着色を有するガラスができあがり、この着色原因は研削機内部由来の金属不純物であることが判明しました。そのため、研削機内部の金属露出部分をコーティングし、金属製の配管を樹脂製に置換するとともに、研削機内循環水の経路に金属除去装置を追加した結果、研削スラッジの再利用が可能となりました。また、実証実験で酸化ゲルマニウムの再利用にも応用可能であることを確認しました。本開発により、低コスト・高効率でレアメタルの再利用を実現するとともに、レアメタル原料購入量の抑制に貢献することを期待しています。

審査では、熔解頻度の高い硝種に限定して精製工程を追加した点と、従来のレアアース再生方式とは一線を画す方法で、低予算でリサイクルを実現した点が高く評価されました。

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