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インテリジェント超精密光学製造技術国際会議開催

お知らせ
2019.10.12

「インテリジェント超精密光学製造技術国際会議」
中国湖南省長沙 開催

インテリジェント超精密光学製造技術国際会議
International Symposium for Intelligent Ultra- precision Optics Manufacturing Technology (IUOMT 2019)が 2019 年 10 月 12-14 日 に中国湖南省⻑沙市雨花区で開催されました。

この会議は、非球面金型製造からガラスレンズ成形、超精密光学製造まで、産業内のコア技術を集約することで、産業界、大学、研究機関の交流と協力を促進すること目的としています。会議の主なトピックには、モールド金型製造、レンズ成形、モールド用ガラス材料の成形、成形装置、および関連する加工・検査技術が含まれます。

会議は湖南大学の機械と運載工程学院、国家高効率研削工程技術研究センターが主催しました。湖南⻑歩道光学科技有限公司と日本の株式会社住田光学ガラスが協力し、尹韶輝教授が 会議主席を務め、劉堅教授副院⻑、湖南⻑歩道光学科技有限公司の李四清理事⻑、株式会社住田光学ガラスの大和紀雄取締役が会議共同主席を務めました。

会議はオーストラリアのクイーンズランド大学、日本の慶応大学、中部大学、理化学研究所、中
国湖南大学の専門家を招いて報告ました。40社以上の企業から合計 120人以上が参加しました。参加者はモールドガラス成形技術と産業発展の未来について討論しました。

湖南大学、慶応大学、クイーンズランド大学、中部大学、理化学研究所などの大学・研究所の代表が参加しました。

企業からは湖南⻑歩道光学科技有限公司、株式会社住田光学ガラスなど 40社以上の関連企業が参加しました。

湖南大学の尹韶輝教授主宰で開幕式が執り行われ、劉堅教授副院⻑、湖南⻑歩道光学科技有限公司の李四清理事⻑、株式会社住田光学ガラスの大和紀雄取締役が会議を主宰しました。湖南大学の機械と運載工程学院の劉堅副院⻑と⻑沙市雨花経開区鄧波副主任が歓迎の言葉を述べました。

各専門家の講演レポート

  • 中部大学の鈴木浩文教授は、「非球面炭化タングステン金型の精密切削と非球面ガラスレンズの成形」をテーマに報告しました。
  • クイーンズランド大学の⻩含教授は、「マイクロ光学金 型の先進的な研削技術の開発」をテーマに報告しました。
  • 理化学研究所主任研究員の大森整教授は、「ELIDのトリミングと輪郭補正技術を応用したモールド金型の超精密鏡面研削」をテーマに報告しました。
  • 慶応大学闫紀旺教授は、「超精密光学製造」をテーマに報告しました。
  • 理化学研究所主任研究員の新宅博文教授は、「次世代計測技術による片上電気泳動細胞計の開発」をテーマに報告しました。
  • 株式会社住田光学ガラスの大和紀雄取締役は「住田光学の精密モールドガラス非球面レンズ材料・技術」をテーマに報告しました。
  • 湖南大学の尹韶輝教授は「湖南大学のモールド技術研究開発の成果と産学連携の紹介」をテーマに報告しました。
  • パナソニック(中国)有限公司 章啓人経理は「超高精度三次元測定器(UA3P)」を紹介しました。
  • 上海東芝機械有限公司 大曽根課⻑は「最新超精密金型加工技術、東芝ガラス成形技術及び設備」を紹介しました。

会議に出席した代表からは、ガラスの成形技術は国内で十年以上にわたり発展し、今回、初めてこの技術をテーマにした会議が開催され、今後も引き続き開催し、中国のインテリジェント超精密光学製造技術と産業発展の推進を期待する声が上がりました。

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