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世界最高の屈折率をもつ精密モールド成形用光学ガラスK-PSFn215の開発工業化に成功

新製品
2010.12.28

K-PSFn215の主な物性

屈折率 (nd) 2.15400
アッベ数 (νd) 17.2
着色度 (λ705) (48)/42
転移点 Tg(°C) 405
屈伏点 At(°C) 428
化学的耐久性 (表面法) 1級

K-PSFn215の利点

  • 超高屈折率 精密光学ガラス素子のコンパクト化や高性能化などに有利
  • 高分散性 光学レンズ系の色消しなどの点で設計上有利
  • 比較的良好な透過率 種々の光学機器への搭載が可能
  • 低成形温度 精密光学ガラス素子の成形性や生産性および使用金型の寿命の向上に有利
  • 高環境耐候性 搭載光学機器の信頼性が向上
  • 研磨不要のゴブプリフォーム材が製造可能 リーズナブルな価格が提示可能
  • 低環境負荷 環境汚染問題の筆頭である鉛などの有害物質は不使用

今回開発工業化に成功した世界最高の屈折率をもつK-PSFn215が上記のように多くの利点をもつことから、SUMITAでは世界中の光学機器の発展に今後大いに貢献するであろうと期待しています。皆様もご期待下さい!!